2006年7月10日から1年の予定で出発した世界一周の旅がなんと2年9ヵ月に!!訪問国数72カ国!     会社を辞めて旅に出たカップルの『旅日記』&『旅に役立つ情報』が満載☆

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フォークランド諸島のキングペンギン
2009-03-18 Wed 05:05
今回の南極クルーズではあきこはどちらかというと
豪華な食事と船内の雰囲気を楽しみにしていた。
俺はそれよりも南極を見たいというのと、
フォークランド諸島でキングペンギンを見たいというのが目的だった。

20090313-20.jpg
<ここにはキングペンギンが1000羽いるとのこと>

ということで前半のハイライト、フォークランド諸島。
ここにはキングペンギンのコロニーがある。
キングペンギンは世界に18種いるペンギンの内2番目に大きくて
体長が85~95cmもある。
通常のペンギンの2倍ぐらいの大きさ。
フォークランド諸島とサウスジョージア以外ではなかなか見れないらしい。

ところがこのフォークランドのキングペンギンコロニーを見に行くのも
なかなかやっかい。
プリンセスクルーズのキングペンギンコロニーを見に行くツアーに参加すると
なんと350ドル以上もする。
片道2時間を四駆の車で走るだけでこの値段はちょっと異常。
しかも何ケ月以上も前にソールドアウト。

かといってこのクルーズ船より少ない人口しかいないこの島には
公共交通手段がない。
しかもキングペンギンのコロニーがある
ボランティアーポイントというところまではオフロードの悪路なので、
タクシーでは行けない。

でも俺達は去年このクルーズに参加した人から秘策を授かっていた。
クルーズ船が到着する日には
村の人が5台ぐらい車を出してくれていて、
船から真っ先に上陸できればそれに乗ることができるという。
フォークランドにはスタープリンセス号が接岸できるような大きな港がないので、
上陸用の小さい船がスタープリンセス号と岸の間を何度も往復する。
キングペンギンのコロニーはやっぱり人気なので、
その1番目の船で上陸しなければ村の人の車には乗れないと聞かされていた。

当日朝8時からその整理券を配り始めると聞いて
1時間前の7時から並んでそれを待った。
俺達の前には既に6人程並んでいる。
整理券さえ取れれば大丈夫と安心していたので、
並びながらあきこと交代で急いで朝食を食べたり、
昼食用のパンを取りに行ったりしていた。
ところが8時になったら整理券をもらってそのまま乗船することになった。

えーっ!?
すぐ乗船するんだったら整理券配る意味ないじゃん!!
と思ったけどもう遅い。
みんなどんどん乗船しだしたけどあきこが帰ってこない。
結局4番目の船になってしまった。

20090314-04.jpg
<ジェンツーペンギンもたくさんいる>

これではもうダメだーという絶望感のまま上陸する。
1番目の船で上陸した鈴木さんは既に見当たらない。
もう行ってしまったのだろう。
とりあえずダメ元でその村人とやらを探してみるけど、
それらしき人は見当たらない。
ツアー会社の人やジプシーコーブという
マゼランペンギンのコロニーへ行くタクシーの人しかいない。

半分諦めた気持ちでツアー会社のドライバーっぽい人に聞いてみたら、
やっぱり「すでに予約でいっぱいだよ。」と言われた。
「しかもとても高いよ。」とも言われたので、
「知ってるよ。」と答えたら、
「それでも行きたいの?」と聞かれた。

おっ!?
と思いつつ「行きたい」と答えると、
「もしかしたら席に空きがあるかもしれない」と言い出した。
この人はただのドライバーなので
取り纏めの人のところに連れていってもらうと、
取り纏めの人が「たぶん大丈夫だからそこで待ってろ」と言った。

おおーーっ!!
これは行けるかもしれない。
イギリス人と韓国人の友達も一緒なので
「4人いるけど大丈夫か」と聞いたら、
「う~ん、たぶん大丈夫。」との答え。

値段を聞いたら185ドルとのこと。
ツアーだから350ドルとかだったらどうしようと心配していたので、
それに比べると大分安く感じる。
去年の人が教えてくれたやつは170ドルだったと言ってたから、
まあこんなもんかもしれない。
これでも高いけどね。

イギリス人の友達が「何分後に出るの?」って聞いたら、
すぐ出るとのこと。
あれよあれよという間に
ボランティアーポイントに向けて出発してしまった。

20090313-18.jpg
<マゼランペンギンもたくさん>

前半は平らな砂利道を進み、
途中からデコボコのひどい悪路をなんとか進む。
ドライバーは普段印刷屋をやっているという村のおじさん。
今日だけこのツアー会社の人に頼まれて
ドライバーとして働いているらしい。

でも乗客1人あたり185ドル×4人で合計740ドルで、
その内いくらこのおじさんに入るか分からないけど
1日で結構いい稼ぎになりそうだ。

彼はイギリス人。
若い頃、南極基地で調査をしていて、
その帰りにイギリス行きの飛行機をここで待っている間に
このフォークランドを好きになってしまい、
そのままここに住むことにしたのだそう。
かなり思い切った人生だな。

20090313-17.jpg
<ジェンツーペンギンとマゼランペンギンはかわいい>

2時間ぐらいかけてやっと着いたら辺りはペンギンだらけだった。
ドライバーが説明してくれる。
「あの集団がジェンツーペンギンだよ。」
「こっちの集団がマゼランペンギンだよ。」
それも可愛いけど、
「キングペンギンはどこじゃー!!」

一番奥の方にキングペンギンのコロニーがあった。
やっぱりデカイ!!
それと。。。
。。。可愛くない!!!

20090313-19.jpg
<マゼランペンギンとキングペンギンでは大きさがこんなに違う>

他のペンギンは丸い目をしていて可愛らしい顔なのに、
キングペンギンは細長い目をしていて、
姿勢もふんぞり返っている。
他のペンギンは小さくてずんぐりむっくりしていて、
よちよち歩くのが可愛いのに、
キングペンギンはのっそのっそと歩く。
それでもさすがキングだ。
迫力がすごい。
これは見に来て良かった。

20090313-15.jpg
<こんな間近にキングペンギンが!>

自由時間は2時間だったけどもっといたかった。
でも船に戻らないといけないので仕方がない。

20090314-05.jpg
<あきことキングペンギンではどっちがデカい!?>


船に戻って鈴木さんに聞いたら、
村人の車ってのが見つからなくて
結局ボランティアーポイントには行けなかったとのこと。
そのかわりジプシーコーブに歩いていく途中に
偶然迷子になっているキングペンギンが1羽だけ歩いていて
それを見ることができたらしい。

ただで1羽だけ見れたのならまあそれもありかな。
まあでも185ドルもしたけど、
1000羽程のキングペンギンを間近で見れたから、悔いなし!

by ゆーき
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クルーズ船で寄港した町
2009-03-17 Tue 06:42
20090313-21.jpg

南極クルーズでは幾つかの町に寄港する。

まずはウルグアイのモンテビデオ。
でもこの日は日曜日で、お店はほとんど閉まっていた。
特にこれといって見るものがないので、
スーパーでビールを買い足した。
ヨーロッパ風の落ち着いた街並みで、
植民地時代の古い建物が数多く残っていた。

20090313-23.jpg

チリのプンタ・アレーナス。
特に見たいものがなかったから、
船内で卓球をしたりおしゃべりをしていたけど、
散歩しにちらっと上陸してみた。

街中で何度か見かけたこの標識。
どういう意味だ?
「ここで踊っていいですよ!」
「ここで踊りなさい!」
う~ん、わからん・・・。

20090314-11.jpg
ウシュアイアの朝日

アルゼンチンのウシュアイアは、「世界最南端の町」と言われている。
こう聞くと、ウシュアイアより南に町はなさそうな印象を抱くが、
実際はさらに南にプエルト・ウィリアムスという村がある。
町としては登録されていないので、「世界最南端の町」ではないけど、
「世界最南端の村」と言われている。
ややこしい。

20090314-10.jpg
ウシュアイアの朝焼け

「世界最南端に行きたいから、ウシュアイアに行くんです!!」
っていう旅人がたまにいるけど、
その事実を知ってガックリする人も少なくはない。
まぁ、でもウシュアイアは評判の良い日本人宿があるし、
景色のきれいないいところ。

20090316-06.jpg
スーツ姿に仮面を被った謎の男に飛ばされる

ウシュアイアでは、車をチャーターして斜めの木を見に行った。
木も面白かったけど、道中の景色も素晴らしかった。

20090313-22.jpg
強風注意報!木にしがみつくゆーき

みんなで順々に木にしがみつく写真を撮っていたけど、
予想以上に難しい。
私は全然できなかったけど、ゆーきは見事成功!
遠足みたいで楽しく充実した一日だった。

by あきこ
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南極クルーズでセレブな日々
2009-03-16 Mon 23:31
20090314-01.jpg

いよいよ今日から南極クルーズ!

ブエノスアイレスの宿「日本旅館」を出て、
市バスに乗って港近くまで行き(ここまではまだバックパッカー)、
タクシーに乗り換え、集合場所に着いた。
すぐに荷物預けがあり、クルーズに似つかわしくない
この薄汚れたバックパックを手放せたので、ものすごくホッとした。
よし、これでバックパッカー脱出。

目の前には、17階建ての超大型豪華客船
「スタープリンセス号」がドーンと構えている。
こんな立派な船に乗るのか!

20090314-12.jpg
ウシュアイアの港にて。他のどの船よりもはるかに大きい!

いざクルーズ船に乗船しようと、
タラップに足を踏み出したその時!

「従業員ですか?」
って・・・。
今日は私もゆーきもTシャツじゃなくて、
ポロシャツ着て、わざわざ襟立ててるのに
なんでかなぁ~?

20090314-02.jpg

気分を害されながらも乗船し、中に入ってビックリ!
高級ホテルのロビーみたい。
早速エビのマリネを食べ、12階の部屋へエレベーターで向かった。
船内にエレベーターがあるのもビックリだけど、
廊下の長さにもビックリ!
あまりにも長くて廊下の一番先がよく見えない。

20090314-03.jpg

カードキーで、扉を開けると窓はないものの
安宿とは違った気品の漂う素敵な部屋だった。
部屋の温度調節もできるし、
シャワーも家のお風呂みたいに温度設定ができる!
TVもミニ冷蔵庫もついている!
クローゼットにはハンガーがたくさん!
あー、これから快適な日々が始まるのね!

船内はとにかく広くて、迷子になるほど。
最初のうちは船内をフラフラ探検し、
数日たって、やっと把握できるようになった。

20090313-05.jpg
フォーマルデーのカクテルパーティー

フォーマルデーが3日間あって、
その日は夕方から、皆ドレスやスーツを着てお洒落を楽しむ。
カクテルも配られて、華やかな雰囲気だ。
もちろん、うちらもボリビアのラパスや
アルゼンチンのブエノスアイレスで買った服を着た。

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タンデム自転車で旅する夫妻、ヨシさん、うちら。

お客はアメリカ、カナダ、ドイツの40歳以上の夫婦が多い。
インド人や中国人も結構いた。
でも彼らは本国の人とは少し雰囲気が違く、
本国以外に住んでいるお金持ちそうな人達。

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ひーさん夫妻

こんなところに、うちら若造が
しかも気分だけはセレブなバックパッカーがいていいのだろうか?
と自問自答する。
周りのお客さんもきっと不思議に思っているんだろうな。
退職記念日、結婚記念日、誕生日など
大切な記念日で来ている人もいるから、
周りの人達が不快に思わないよう、
バックパッカー根性を出さずに、品良く振る舞うようにした。

20090314-07.jpg
コース料理のレストラン

食事はとにかく豊か!
ビュッフェでは24時間いつでも食べれる。
コース料理は朝、昼、晩と時間帯が決まっていて、
ビュッフェとは違った高級感ある雰囲気、
サービスを受けることができる。

20090314-13.jpg

コース料理のレストランでは相席になることも多く、
そういう時はやっぱり英語で会話し、
なるべく周りとペースを合わせて食べた。
日本人は食べるとき、料理の味に集中して無口になりがちだけど、
他の国の人達は会話を楽しみつつ、食べる感じ。
だからそういう所に文化の差を感じて、少し疲れる部分もあるけど、
良い経験になったと思う。

20090313-04.jpg

コース料理でも好きなだけ注文できるから、
メイン2皿、デザート2皿を食べることもできる。
最初のうちはお腹がパンパンになるまで、
ガツガツ食べていたんだけど、
うちらはだんだん食べる量が減ってきた。
と言っても、1日4食は食べたから
普段よりは食べる量が増えていた。
おかげで2、3kgは太り、丸い顔がさらに丸くなってしまった。

20090313-02.jpg

健康に気遣って、プールで泳いだり、ジムで走ったり、
サウナで汗を流したりもした。
ジャグジーにゆったりと浸かるのも、すごく気持ち良かった。

午後3時半からはアフタヌーンティーがあって、
紅茶とスコーンやケーキを食べたり、
ビュッフェにはアイスクリームがあった。

20090316-03.jpg

一日の基本が食事になってて、
「アフタヌーンティーの時間だ!」とか
「コースディナー行こう!」とか食べることに忙しい。
食事の質、味は正直一流ではない。
大味のものもあるけど、
もちろんおいしい料理もたくさんあって、かなり楽しめた。
ビュッフェで、もりもりサラダやフルーツを食べれたのも良かった。

20090313-03.jpg
星空の下で映画を観れる

日中にはジャズの演奏があったり、
映画上映、ダンスのレッスン、
色んな大会(卓球、ダーツ、ビンゴなど)があって、
そういうイベントに行くとさらに忙しくなる。
うちらは大会にはほとんど行かなかった。
ジャズの演奏を聴きながら、えびのマリネや生ハムサンドを
食べるゆったりとした午後が好きだった。

20090313-09.jpg

夜は毎晩ショーがあって、
ミュージカルやマジック、歌などを観賞できる。
結構レベルが高いし、
なかなかこんなに色々なショーを見る機会もないので、
ほぼ毎晩見に行った。

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コスタリカのなにもない小さな村で
一緒にアリバダ(ウミガメの大産卵)を見たイギリス人のマーク、
そしてマークの彼女でアメリカ育ちの韓国人メアリーに
まさかの再会をし、すごくビックリしたし嬉しかった。
彼らとはガラパゴスでも偶然再会していて、
そのときにちらっとこの南極クルーズの話をしていたんだけど、
まさか同じ船に乗るとは!
彼らとはまたどこかで会える気がするなぁ。

20090313-12.jpg

日本人は、バックパッカー14人、
他に日本からのツアー客が4人とガイド1人だった。
仲良くなった日本人バックパッカー
世界一周のひーさん夫妻と、
タンデム自転車で世界中を周っている夫妻と卓球対決なんかもした。
結構みんな上手で、かなり盛り上がって楽しかった。

20090313-11.jpg

可愛らしいパターゴルフのコーナーもあって、
ちょっとしょぼいけど面白かった。

20090313-13.jpg
シャンパンタワー

クルーズ最後のフォーマルデーには、シャンパングラスを積み上げ、
上からシャンパンを降り注ぐという派手なイベントがあった。
生演奏の横でダンスをしたりと、欧米人が好きそうな派手な雰囲気だった。

20090316-02.jpg

と、まぁ。
16泊17日のクルーズはセレブ気分を大いに味わえ、
バックパッカーの時にはない
快適で楽しく優雅な日々を堪能できた。
またいつか行ってみたいな。

by あきこ
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