2006年7月10日から1年の予定で出発した世界一周の旅がなんと2年9ヵ月に!!訪問国数72カ国!     会社を辞めて旅に出たカップルの『旅日記』&『旅に役立つ情報』が満載☆

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アイレスエアー
2008-11-21 Fri 08:27
20081120-09.jpg

パナマシティからコロンビアのカルタヘナまで
一番安いアイレスエアー(Aires Aero)の航空券を
インターネットで片道だけ買ったものの、
果たして無事チェックインできるかどうか。
インターネットや情報ノートの体験談によると、
空港のチェックインカウンターで
「コロンビア出国用の航空券を持っていないと
チェックインさせるわけにはいかない。」
といって揉めることがあるらしい。

規則上、コロンビアを含むいくつかの国は
入国時に出国用航空券が必要となっているけど、
実際にイミグレーションで
出国用航空券の提示を求められることは少ない。
俺たちはイギリス入国時に求められたけど、
まぁ、それはおいといて・・・。

それよりもそうなったときに責任を被ることを航空会社が怖れて、
チェックイン時に確認するというわけ。
そうなった場合にどう答えれば良いか、
空港に向かう間に色々シミュレーションしてみた。

①「出国用の航空券は持っている」と答える。
→提示を求められる。
→「他社の航空券をインターネットで買った。
 eチケットなので手元にはない。」と答える。
→「それが証明できないと、チェックインさせるわけにはいかない。」
 となる可能性あり。

②「コロンビアのイミグレーションでは
 残高証明証とクレジットカードを見せるから
 出国用航空券は必要ない。
 もしそれでもダメだったら、
 自己負担で出国用航空券を買うから
 アイレスエアーには迷惑をかけない。」と言う。
→「出国用航空券を持っていないとダメ」
 と言われそう。

なんかどっちの案もいまいち。
唯一の救いが、
同じ宿から一緒にカルタヘナへ向かう4人の中に
スペイン人のアダムがいること。
スペイン語はもちろんペラペラだし、
英語も少しだけできるから向こうの言うことも訳してもらえる。
これで言葉の心配はなくなった。

4人でチェックインカウンターに向かう。
心はドキドキ。
顔は「チェックインできて当然」といった感じを装う。
とりあえずアダムに先頭で行ってもらう。
何も言われることなくすんなりチェックイン完了。
韓国人のバクもOK。
俺達2人もあっさり。
よかったぁ~。
こういう心配したときに限って何事もなかったりする。

そういえばもう1つ心配事を思い出した。
俺達が乗るアイレスエアーの機体はプロペラ機だという噂。
国際線の飛行機がプロペラ機!?

搭乗ゲートに向かうと、
他の飛行機は搭乗ゲートから伸びる通路が
直接機体の入り口まで繋がっているのに、
俺達はバスでどこかへ連れて行かれる。

やってきた飛行機を見ると本当にプロペラ機!
しかも小さい。
どうりで搭乗ゲートから直接乗り込めないわけだ。
なんてったって地上から飛行機に乗り込む為の階段が
なんと4段しかない。
機体のオンボロ度合いではクバーナ航空の方が酷いけど、
頼りなさではこっちも負けていない。

20081206-15.jpg
<階段が4段のみ!>

50席程の機内は半分ぐらいしか席が埋まっていない。
どうりで直前にプロモーション価格になっていたわけだ。
この様子だと飛行時間も1時間しかないし、
機内食どころか飲み物だって出ないだろう。
ヨーロッパの格安航空会社では水さえ有料というところだってある。

ところが出発して30分後、
もう諦めていたのにスチュワーデスがなにやら動きだした。
そっちを見るとワゴンの上に飲み物が見えた!
やったー!
でも、待てよ!
もしかしたら有料で売りに来るのかもしれない。

ワゴンは一旦俺達の横を通り過ぎ、
前から飲み物を配りだした。
どうもタダのよう。
やったー!
しかもよく見ると軽食も配っている。
アイレスエアー最高!

中を見るとサンドイッチとアップルパイ。
味もなかなかイケル。
やればできるじゃーん!

着陸もなんとか成功。
でもカルタヘナに到着しても誰も立ち上がらない。
今まで何十回と飛行機に乗っているけど、
飛行機が止まったらみんな一斉に立ち上がって、
我先にと出口に向かうのが普通。
こんなケースは初めて。
乗客が少ないから慌てなくてもすぐ出れるってことで慌てないのか?
なかなか余裕ですね。

と思っていたら違った。
この飛行機はここカルタヘナを経由してバランキージャまで行くんだった。
俺達はカルタヘナまでだから慌てて降りた。
結局ここカルタヘナで降りたのは俺達4人を含んで合計たったの7人。

ついに最後の難関イミグレーション。
でもここも何も言われることなくすんなり通過。
無事コロンビアに入国することができた。

あと数年でなくなってしまいそうな気がするアイレスエアー。
乗るなら今のうち?

by ゆーき


アイレスエアーのHPはこちら
http://www.aires.aero
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中米から南米へ
2008-11-21 Fri 04:52
カナダの上の端っこから南米の最南端まで
アメリカ大陸を縦断しているパンアメリカンハイウェイは
パナマ-コロンビア間、
すなわち中米と南米の境目で一旦途切れている。
なので陸路で中米を南下してきた旅行者も
ここは他の手段でコロンビアへ渡らなければならない。
バックパッカーがとる手段は主に次の3つの内のどれか。

①パナマシティから飛行機でコロンビアのカルタヘナへ飛ぶ。
②パナマシティ近くのコロンという町から
 ヨットでコロンビアのカルタヘナまで行く。
③パナマシティからコロンビアとの国境近くの港町
 プエルト・オバルディアまで国内線の飛行機で行き、
 そこから船を乗り継いでコロンビアに入国する方法。

①が最も早いし楽ちん。
但し大手の航空会社は片道で3万円以上はする。
一方安いと言われている航空会社アイレスエアーは
片道ではチェックインできないことがあるとの噂。
もし空港でチェックインを断られるか
コロンビアのイミグレーションで入国拒否された場合、
コロンビアから出国するためのチケットも買わないといけないので、
結局高くつく。
後でキャンセルするにも手数料がかかる。

②は途中で人気観光地のサンブラス諸島に寄って
数泊できるというメリットがある。
そのかわりコロンビアに着くまでに異常に揺れて
かなりきついらしい。
所要1週間弱で値段も安くない。

③は最も安上がりな方法。
ただしこちらも4~5日はかかるし、
国内線の飛行機が結構混雑していて、
このときで1週間待ちだった。

総合的に考えて①が早くて楽だし、
片道航空券だけで上手く入国できれば、
③とそれほど変わらない金額で行ける。
ということで、
なんとかこの方法で行ってみようということになった。

STAという世界中にある学生向け旅行代理店が
ここパナマにもあるというので一応訪ねてみたら、
コロンビアのカルタヘナ行きが
最安で片道370ドルぐらいだった。
アイレスエアーの次ぐらいに安いと言われている
コパエアーでもこの料金。
却下!

この次はコパエアーの事務所を訪ねてみようと予定していたけど、
やめてアイレスエアーの事務所に行くことにした。
インターネットで買うこともできるけど、
片道で買えるかどうか聞いておこうと思ったのだ。
他の航空会社と違って
アイレスエアーの事務所は裏通りのひっそりしたところにあった。
従業員は一人。
暇そうにしていた。

カルタヘナまで行きたいと言うと、
往復で370ドルぐらいだった。
片道では売ることができないとも言われた。
ここで片道で買えたら、
空港のチェックインカウンターで拒否されても
強気に出れると思ったのだけど仕方がない。

宿に帰ってインターネットで買うことにした。
アイレスエアーのホームページではすんなり買うことができた。
問題はホームページがスペイン語のみだったのと、
なぜかVISAカードでは買えなかったこと。

スペイン語は適当に解釈してなんとかした。
カードの方は最初、
選択肢の中からVISAカードを選んで進めていこうとしたら、
なぜか「マスターカードしか使えません!」てな感じの
エラーメッセージが出た。
じゃー、選択肢に入れんなよ!!

とにかくなんとかマスターカードで購入完了。
プロモーションプライス税込みで158ドル。
このまますんなりコロンビアに入国できればなかなかお買い得。
ちなみに1ヶ月ほど前に見たときは
プロモーションプライスは出ていなかった。
客が集まらなかったので、
直前にプロモーションプライスを出したのだろう。

あとは2日後空港で
何事もなくチェックインできることを祈るのみ。

by ゆーき
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パナマシティ
2008-11-20 Thu 07:12
20081120-07.jpg
<独立記念日のパレード>

コスタリカで念願のアリバダ(海亀の大産卵)を見れ満足したので、
パナマへ行くことにした。
オスティオナルを朝5時のバスで出発し、
サンタクルスでサンホセ行きのバスにすぐ乗り換えた。
サンホセに着いたのが昼12時半。

サンホセで1泊して翌日パナマ行きの国際バスに乗ろうと思ったが、
バスの時刻を聞きに行くと13時発とのこと。
「30分後か・・・。う~ん、タイミングいいなぁ。えーい、行ってしまえ!!」
ってことで、さらに16時間バスに揺られ、
翌朝パナマシティに辿り着いた。

パナマシティは大都会。
整備された道路、林立するビル群、大型ショッピングモール。
そしてマクドナルドもある!
つい昨日まではスーパーどころか、
橋さえなく本気の川をバスで渡るような何もないところにいたのに。
不思議だなぁ・・・。

20081120-06.jpg
<大型ショッピングモールにいたクナ族のおばちゃん>

でもこんな大都会パナマシティの道行く人々を眺めていると、
刺繍の施された民族衣装を着て、
足や手首にビーズでできたアクセサリーをつけたクナ族を見かける。

アフリカのナミビア北部にいるヒンバ族が乳をぼろーんと出し、
全身に赤土を塗った姿で普通にスーパーで買い物をしていたように、
ここパナマシティでも民族の都市化が進行しているようだ。

さてさて、パナマってなにがあるの?
と疑問に思うかもしれないけど、
ずばりその答えは「パナマ運河」である。
ふーん、運河・・・。
ってたいして興味をそそられないかもしれないけど、
このパナマ運河は地球規模で活躍しているのであーる!

アメリカ大陸で最も地球が狭まる所に位置するパナマ運河は、
世界各国の貿易船が通る重要地点。
例えば、日本からニューヨークへ貨物船で物を輸送するとき
太平洋を渡り、パナマ運河を通っていくのと、
南米大陸の下をぐるーっと周っていくのとでは
所要日数が倍違う。
かといって、大西洋を渡るのもかなり日数がかかる。

20081120-01.jpg

そのパナマ運河を見に、ミラフローレス水門へ行った。
屋上から水門を通る貨物船や、水門の仕組みをじっくり見物できる。
太平洋側から来た大型の貨物船が、ちょうど水門を通るところだった。

20081206-14.jpg
<右と左で水位が違う>

水門には3つの門があり、船が一つ目の門を通ると門を閉じ、
水量を調節して水位を変える。
すると船がぐんぐん上がる。

20081120-03.jpg
<水位が上がる前>

二つ目の門が開き、船が通るとまた門を閉じ、
水位を変え船はさらに上がる。

20081120-05.jpg
<水位が上がった後>

そして三つ目の門が開き、やっと水門を通過できるようになっている。
地形の勾配の差から、水位を変える仕組みになっている。
なので内陸から海へ向かう船の場合、先程とは逆に水位を下げることになる。
よくできたもんだ!!
船がぐんぐん上がる光景はなかなか面白かったし、
船員が見物客に手を振る姿も格好良かった。

by あきこ
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驚愕!!海亀の大産卵(後編)
2008-11-04 Tue 10:37
20081101-07.jpg

10/28
アリバダの興奮冷めやらぬ中、
一度宿に帰って朝食を食べたり着替えたりしていると
サイレンが鳴って拡声器でなにか言っているのが聞こえてきた。
これが噂のアリバダコール!?
宿のおじちゃんも「アリバダだよ~」とドアをノックして
教えに来てくれた。

明るくなってメインビーチを見に行くと、
そこはまさに足の踏み場もない程の海亀で埋め尽くされていた。
他の場所も海亀でいっぱいだけど、
ここは特に激戦区で戦場のような有様。

通り道がなくて、海亀が海亀の上を乗り越えていく。
砂を掻くヒレが産卵中の海亀の顔をバシバシ叩く。
頭同士がぶつかって、変な方に曲がってしまっている。
痛々しくて、見ていられない。

20081101-08.jpg

辺りは海亀がガサガサ歩く音、
甲羅と甲羅が擦れ合ってキュッキュ鳴る音、
海亀の鼻息、他の海亀をバシバシ叩く音などが
入り乱れて聞こえる。
昨日までの神秘的な産卵シーンは欠片もない。

20081101-03.jpg

ここで産まれたばかりの海亀の赤ちゃんを見つけた。
海へ向かおうと必死にもがく姿が可愛い。
なかなか真っ直ぐに進めなくて、
あっちへ行ったりこっちへ行ったりしてしまう。
あまりにも反対方向へ進んだりしてしまうので、
たまに手伝ってあげたりしながら
なんとか海へ帰るのを見届けることができた。
太陽が高くなってきたら海亀は少なくなってきた。
夕方からまた増えるらしい。

今夜は主任生物学者の手伝いをすることになった。
波打ち際の波が寄せてきたラインから退いたラインまでの間で
浜に向かってきている海亀をカウントするという仕事。
メインビーチの端から端まで約900mをカウントしながら歩き、
終わったら10分休憩し、再度行う。
これを一人3時間ずつやるというのだけど、
大変そうなので俺達は2時間にしてもらった。

俺達の割り当ては夜7時から9時。
6時半にみんなで現地に着いて説明を受け、
「じゃ、あとはよろしく!」ってことで、
暗闇の中に2人取り残された。

辺りは波の音と海亀のガサガサ動く音だけ。
流木の上に座って待って、7時からカウントを始めた。
この時間、波打ち際は海亀で特に混み合っていて、
とてもまともに歩けたもんじゃない。

20081101-10.jpg
<亀の通勤ラッシュ>

何度も海亀にクラッシュされながらやっと数えたところ、
1、2回目は800頭ちょっと。3回目は1100頭を超えた。
メインビーチの波打ち際の濡れている部分だけで、
しかも今まさに海から上がってきた海亀だけでこの数。
ビーチ全体だと、この何倍いるのか分からない。


10/29
今日も朝5時から海亀観察。
メインビーチとは反対の方を歩いていると、
海亀が2頭大きな流木の間にはまり込んで
動けなくなっているのに遭遇した。
その海亀を何とか救出し、ほっとする。
なんだかボランティアになってしまった気分。

今日は産卵のプロセスをじっくり観察。
海から上がってきた海亀は顎の辺りを地面に引きずりながら、
なんとかビーチの奥の方に這い上がっていく。
産む場所を決めると後ろのヒレで砂を掻き、
窪みを作ってそこに下半身を沈み込ませる。

20081101-01.jpg

次に後ろのヒレを交互に使って、
「えっ!?どうやってこんなに深く掘ったんだ?」
ってぐらい深く穴を掘る。
体長60cmの体で40~50cmの穴を掘るんだから凄い。
で、その穴に80~100個ぐらいの卵を産む。
産み終わったらまた後ろのヒレを使って穴を埋め、
全身を左右に揺さぶりながらその上を圧し固める。
このとき甲羅が地面に当たるので
「バッコ、バッコ」と音がする。

それが終わったら前後のヒレを使って砂を掻き、
その周辺をカモフラージュする。
そして海へ帰っていく。
だいたい45分ぐらい。

アリバダは長いときは8日間ぐらい続くらしいけど、
もう十分見れたし最初の3日間ぐらいがピークらしいので、
明日オスティオナルを発つことにした。
待って待ってやっと見れたこともあって、
感動も倍増したアリバダ。
今後もこの海亀達を守り続けてほしい。

by ゆーき


<<プラヤ・オスティオナルのアリバダ情報>>
プラヤ・オスティオナルはコスタリカの北西、
太平洋側のニコヤ半島にある。
ニコヤ半島の中では比較的大きな町であるサンタ・クルスから1日3便、
4:00、12:30、16:00にバスがある。
日曜日は12:30のみ。
オスティオナルの手前には橋の架かってない川が3本あり、
雨季には川が増水してバスでは渡れなくなるときがよくある。

そんなときはバスが出るまで
サンタ・クルスで待機する(何日かかるかわからない)か、
又はヒッチハイク。
オスティオナルに最も近い町は7km離れたところにあるノサラ。
ヒッチハイクするならここから。

ノサラはニコヤという大きめの町からバスが出ていて、
これは不通になることはない。
ヒッチポイントはノサラのちょっと手前の
オスティオナルへ向かう分岐点。
数kmおきに道路脇(右側)に行き先表示板があるので、
それをチェックしていれば分かる。
もし通り過ぎてしまってもバスはノサラで折り返してすぐ戻るので、
そのまま乗っていればまたそこを通る。

この分岐点からオスティオナルまでの間には
上記とは違うもっと大きな川が2本あって、
俺達が渡ったときの感じだと
大型トラックでないと渡るのは難しいだろう。
乾季はもっと浅くなると思うけど。

オスティオナルには宿が数軒あり、
最安は“Cabinas Guacamaya”。
おばちゃんがきれい好きなので、なかなか清潔。
キッチンはなし。

町にはレストランがあるけどあんまり安くない。
俺達は電熱コイルをサンタ・クルスで購入し、
食材もサンタ・クルスのバスターミナルそばの
スーパーマーケットで買い込んで行った。
オスティオナルにも小さな商店は数軒あって、
カップヌードル、パン、野菜、パスタ等は売ってるけど、
開店時間がまちまちだし、入荷日前は品揃えが薄くなる。

ちなみに電熱コイルはサンタ・クルス中の商店を探し回って、
諦めかけた頃にやっと
中国人の店にあった最後の1個をゲットした。
中米ではあんまり売ってなさそう。

20081101-12.jpg

海亀の集団産卵アリバダは雨季である8月から10月がピーク。
他の時季でも見れるらしいけど、
海亀の数は少ない。
アリバダは1ヶ月に一度、2~3日間に集中して起こる。
ピークである10月は8日間ぐらい続くけど、
最初の2~3日が海亀の数は最も多い。

アリバダは通常“Playa Principal de Anidamiento”という
メインビーチから始まる。
場所はオスティオナルの町の中心からビーチに出て
左に300m程歩き、
歩いて渡れる小さな川を渡ったところ。

月に一度のアリバダがいつ起こるかは誰にも分からないけど、
どうやら月の満ち欠けや潮の干満に関係しているらしい。
新月の8日後ぐらいに起こることが多いけど、
確かではない。

でも大体1ヶ月おきぐらいに起こるみたいだから、
前回いつ起こったかを知ることができれば、
その1ヶ月後を狙って行けばいいんじゃないかと思う。
俺達は一度オスティオナルに行って情報を仕入れ、
次のアリバダが起こりそうな日まで
コスタリカ国内の他の場所を観光した。

アリバダ期間中は夕方から朝にかけて
海亀が集中して産卵にやってくる。
赤色以外の懐中電灯やカメラのフラッシュは禁止だけど、
写真撮影自体はOKなので、
夕方や朝の太陽が出ている時間にバシバシ撮れる。

アリバダ期間中でなくても、
ほぼ毎日夜中に海亀が数頭産卵にやってくるので、
それはいつでも見れる。
でも何時頃がいいかは聞く人によって違うので、
なんとも言えない。

アリバダ期間中はガイド、解説DVD視聴付きの入場料
7ドル(外国人料金)が必要。
誰もチェックしてないけど一応払っておいた。
DVDは英語があるけど、
ガイドはスペイン語のみ。
このチケットは1ヶ月間有効。
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驚愕!!海亀の大産卵(前編)
2008-11-04 Tue 10:36
20081101-06.jpg

10/23
プラヤ・オスティオナル到着。
ツーリストが多い。
3週間前は全く見かけなかったのに、
宿には7人程若い欧米人ツーリストが泊まっている。
アリバダの情報を聞きつけてやって来たのだろうか。
音楽をかけていてうるさい。

前回来たときは22日か23日にアリバダが始まると聞いたので、
到着してすぐビーチに出てみるも、
海亀はまだ来ていない。
海亀の死骸が一つビーチにあって
ヒメコンドルの群れが漁っていた。
今まで巨大なカラスかと思っていたこのデカイ黒い鳥は
ヒメコンドルらしい。
たしかにカラスにしてはデカ過ぎる。
この日は疲れたのですぐ寝る。


10/24
サンタ・クルスで食料と電熱コイルを買っておいたので、
備えは万全。
宿のおばちゃんにアリバダはいつか?と聞くと、
たぶん10/25ぐらいだと教えてくれた。
ってことは明日か。
でも1日ぐらい早くなることもあるかもしれない。

ポーランド人のカーシャとイギリス人のマークに会う。
今夜一緒に海亀を見に行こうということになった。
夕方、うるさかった欧米人ツーリスト達が
4時のバスに合わせてチェックアウトしていった。
宿のおばちゃんに聞くと
「え?今日は雨が降ったからバスは来ないよ。」
と言っていた。
そういうところなんです、ここは。
オスティオナルの手前には川が3本あって、
雨が降ると増水してバスは渡れなくなる。

でも欧米人達は帰ってこなかった。
どこへ行ったんだろう。
何はともあれ、これでゆっくりできると安心していたら、
夜になって、もっとうるさいコスタリカ人の家族連れがやってきた。

深夜2時にカーシャ、マークとビーチに海亀を見に行く。
出発前には部屋の前のテラスに巨大なヒキガエルがやってきた。
そういえば3週間前にここに来たときにもいた。
しばらくすると、どこかにピョンピョン跳んでいった。

カーシャは昨日、夜遅くにオスティオナルに到着したので、
同じバスに乗っていた地元の家族の家に泊めさせてもらい、
夜、海亀を見に連れて行ってもらったらしい。
なので彼女の教えに従ってビーチで海亀を探す。

その教えによると、真っ暗な中を闇雲に探すのではなく、
まず波打ち際に沿って歩き、
海亀が通った跡を探す。
海亀はもちろん海からやって来るので、
波打ち際のところを絶対に横切る。
これだとジグザグに歩かなくてもいいし、
うっかり見逃すこともない。

歩き出して5分も経たないうちにカーシャが
「見て!これが海亀の通った跡よ!」
と叫んだ。
カーシャもマークも俺達以上に海亀好き。
海亀がビーチを上って行った跡を辿っていくと、
早速海亀発見!
卵を産み終わって埋めている最中だ。

なぜか卵がいくつか辺りに散らばっている。
このときは産んだ卵が掘った穴にうまく入らなくて、
埋める段階で砂を掻くときに
辺りに散らばってしまったのだろうぐらいに思っていた。
本当の理由は数日後に分かることになる。

その後も続け様に2頭の海亀を発見。
3頭めは最初の穴を掘るところから見れた。
「あのヒレでどうやって!?」
ってぐらい深く穴を掘る。
カーシャは寝転がって頭を地面につけて見ている。
よっぽどの海亀好きです。

ここまでで1時間半程。
十分見れたし、疲れたので宿に帰る。
カーシャとマイクはこの後も引き続き海亀を探し、
朝5時半までかけてあと2頭見て帰ったらしい。

20081101-05.jpg


10/25
あとはアリバダを待つだけ。
果たして今日見れるのだろうか。
朝、隣のうるさいコスタリカ人家族連れがチェックアウトして
静かになった。

今日は朝から海亀の卵に関する集会があって、
村の人はみんなそれに参加しているらしい。
店が全然開いていない。
集会所の前の店だけ開いていた。
集会所には大勢の人が集まって、誰かがマイクで喋っていた。

カーシャが集会を聞きに行ってみたけど、
早口すぎて内容は分からなかったらしい。
カーシャでも聞き取れないなら
俺たちが聞いても無駄なので通り過ぎた。

マークがどこからか情報を仕入れてきた。
昨日メインビーチと呼ばれるところに200頭程の海亀が来たらしい。
宿のおばちゃんに聞くと、
「宿を出て左の方に300m程行って浅い川を渡ったところに
夜8時か9次頃に行くと、たくさん見れるよ。」
と教えてくれた。
どうやらそこがメインビーチと呼ばれるところらしい。

昼のうちに一度そこまで行ってみた。
確かにこっちも卵の殻がたくさん散らばっているけど、
宿の前のほうが多いような気がする。
またヒメコンドルはいっぱい集まって卵をあさっていた。
帰り際に酔っ払い3人組が声をかけてきた。
彼らはアリバダはたぶん明日だと言う。
アリバダのときはメインビーチだけでなく、
ここら辺一帯7kmのビーチ全てが海亀で埋め尽くされるらしい。

夕方、宿にまた別のコスタリカ人家族がやってきた。
今度は小さな子供がいて、泣き叫んでいる。
今までで一番うるさい。勘弁してよ。

今日はおばちゃんの指示に従って
夜8時にメインビーチに向けて歩き出した。
今日も出発前にはヒキガエル君がお見送り。
今日はカニも2匹仲間入り。
カニは部屋の中まで入ってきたけど、
そのままにしておいた。

大雨の中、川をなんとか横切ってメインビーチに着き、
3分の2程歩いてみたけど海亀は全然見かけない。
不発。
夜3時半にもう一度行ってみたけどまたもや不発。

みんな言うことが違うけど、
最近の情報では
今日か明日がアリバダだろうという意見が多かった。
本当に明日見れるんだろうか?
本当かどうか分からないけど、
ここ2年間10月にはアリバダが起こっていないと言う
ツーリストも現れた。
少し不安になってきた。

20081101-11.jpg


10/26
今夜は主任生物学者なる人と一緒にビーチに行くことになった。
夜3時にカーシャとマークと宿を出て
待ち合わせ場所で待っていると、
現地のおじさんと白人の若者がやってきた。

白人の若者は記者で、
アメリカからやってきて、今はサンホセに住んでいるとのこと。
おじさんの方が主任生物学者。
あまり学者って感じじゃない。
海亀おじさん?
スペイン語しか話せないので、記者の若者が通訳してくれる。

彼は母親がスペイン人なので、スペイン語も流暢に話せる。
2人に付いてメインビーチへ向かう。
通常アリバダが始まるときはここから始まるらしい。
ところがメインビーチに着いてしばらく歩いても、
海亀の大群が来ている様子はない。
確かに海亀が通った跡はあるけど数十頭程って感じ。
結局引き返すことにした。

記者の彼によると、
「みんなが今日アリバダが起こるだろうと予想していた。
潮の満ち引き、月の満ち欠け、風、全てがベストコンディションだった。
なぜ今日起こらなかったかは誰にも分からない。
今日の日中に海を見たら、
並みの向こうに海亀がたくさん浮かんで待っているのが見えた。
彼らがあとどれくらい待つのかは分からない。
1日かもしれないし、1週間かもしれない。
どちらにせよ、ここ2、3日は
ベストだった今日のコンディションに近い日が続くから、
アリバダが起こる可能性は高いだろう。」
とのこと。

また
「アリバダのときはこのビーチ全体が
端から端まで海亀で埋め尽くされて、
立っていれなくなる。
立っていると、海亀がぶつかってきちゃうからね。
なんたって一度のアリバダで60万頭の海亀が来るんだから。
僕もこれを見るためにサンホセからここに来ているんだけど、
こんなのが見れるところは世界中でも他にはないから、
もし日程に余裕があるなら待つ価値はあるよ。」
と教えてくれた。

さすがに今日ダメだったらどうしようかなと思っていたけど、
なんか待つ元気が出てきた。
それにしても60万頭は凄い。
あとでカーシャから聞いたんだけど、
彼はなんとニューヨークタイムズの記者で
取材に来ているらしい。

その間も主任生物学者のおじさんは
何やらノートに書き込んでいる。
14年間毎朝3時に起きて、
どのエリアに海亀が何頭来たかを記録しているらしい。
この後も7kmあるビーチを端から端まで歩いて、
どのポールからポールまで何頭海亀が来たかを記録して回っていた。
ご苦労様です。

観光大国コスタリカでは今全国各地の観光地に
アメリカ資本の大型ホテルが進出し、
リゾート化が進んでいる。

3年間コスタリカに住んでいる記者の彼によると、
今はどこもアメリカナイズドされてしまって、
本当のコスタリカらしさが残っているのは
ここオスティオナルぐらいだそうだ。

オスティオナルにもその触手が伸びてきているけど、
ここの人達はそれを受け入れないようにして、
今までの暮らしを続けていきたいと思っている。
大型ホテルは強力なポンプで水を引き上げるから
各家庭に十分水が行き渡らなくなってしまうし、
アメリカ人達は「仕事が増えますよ。」と言うけど、
そういうホテルやレストランで働くのは
よそから来た英語の話せる人達ばかりだ。

海亀の卵を売るっていうのも、
むやみやたらに採っているわけではなく、
アリバダの最初の3日間に
メインビーチで産まれた卵だけに限っている。
これは全体の0.5%以下でほんの一握りだし、
アリバダの最初の方に産まれた卵は
どうせ後から来た海亀に潰されてしまうかららしい。

他には卵から孵った小亀を海に返す手伝いや、
村人全員でビーチの清掃もしているらしい。
カーシャはこの活動内容にいたく感動してしまって、
ここに住んで、これに参加したいと言っている。


10/27
昨日から隣の部屋には怖面のおじさんが泊まっている。
先月ここに3日間泊まったけど、
アリバダが見れなくてサンホセに帰ったら、
次の日にアリバダが起こったらしい。

今夜は9時にそのおじさんとカーシャだけが海亀を見に行った。
俺達2人は眠かったし、連日夜中に起きて疲れていたし、
ちょっともう気力がなくなってきた。
マークも今日は疲れたのでパス。
それでも深夜3時には昨日と同じく、
主任生物学者と記者のデイピットと一緒に
ビーチにみんなで出かけた。

出発前にはいつものヒキガエルが現れて、
今日はなんとカニをまるごと食べてしまった。
ムシャムシャムシャ・・・。
今日はなにか起こるかもしれない。

今日はカーシャがやたらと興奮している。
「今夜9時にとってもたくさんの海亀を見たの!
今日絶対にアリバダが起こるに違いないわ!」
ここ5日間期待を裏切られ続けている俺達は
「どうかな~?」と思いながら歩き出した。

歩き出して10歩ぐらいで海亀に出会った。
そこから20歩ぐらいで3頭、
待ち合わせ場所の周りには10頭以上。
確かに昨日までとは違う。
でも聞いていたような
「足の踏み場もない状態」とまではいかない。

全員集まったのでメインビーチに向かった。
今日は川の水が深く腰ぐらいまである。
一瞬どうしようか迷った。
今日は風が強くて肌寒い。
川の手前でみんなが戻ってくるまで待とうかと思ったけど、
せっかくなので川を渡ることにした。
なんとかメインビーチにたどり着いて、
あたりをライトで照らすと・・・。

わーお!!

20081101-09.jpg

凄いことになっていた。
海亀がひしめきあっている。
「アリバダが始まった。」
とデイビットと呟いた。
そこら中、海亀、海亀、海亀・・・。

つに来たー、アリバダ!!
波打ち際に立っていると、
前から後ろから海亀がやってきて、止まっていられない。

うぉー!!
これはまさに嬉しい悲鳴ってやつだ。
海から上がってきた海亀、穴を掘っている海亀、
産んでいる海亀、穴を埋めている海亀、海に帰っていく海亀、
海に浮かんでこっちの様子を伺っている海亀。
なんとも凄まじい光景。
いや~、長い間待っていた甲斐があった。

5時半になったら地元の人達が卵を採りにやってきた。
確かにその場で見ていると、
海亀が卵を産むために穴を掘ったら
そこに他の海亀が産んだ卵があって、
それを掘り返したり潰したりしてしまっている。
だからアリバダの最初の3日間に卵を採っているのだ。
しかも全体の0.5%だけ。

20081101-04.jpg

これがここオスティオナルの数少ない収入源になる。
世界には他にもアリバダのような現象が起こっていた場所があるけど、
今は海亀の数も減ってしまっていて、
こんなに海亀がたくさん来るのはここオスティオナルだけらしい。
ここオスティオナルには年間180万頭の海亀が今も来ていて、
その数はなんと増えているらしい。

ちなみに2日前に産卵後の海亀の周りに卵が散らばっていたのは、
他の海亀が前に産んだところを掘ってしまったからだというのが
今日見ていて分かった。

(後編に続く)
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(2010/2/22現在)
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